高津区の犬猫のアトピー性皮膚炎|溝の口の動物病院「和(なごみ)」
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川崎市高津区・二子新地の動物病院

犬のアトピー性皮膚炎
「また痒くなった」を減らすために

薬を使うと良くなるのに、やめるとまた掻く。足をなめ続ける。耳の赤みや臭いを繰り返す。アトピー性皮膚炎は、かゆみだけを一時的に抑えるのではなく、感染・皮膚バリア・食事・環境まで整理して考えることが大切です。

  • 皮膚・耳の診療に注力
  • 完全予約制
  • 火曜日診療
  • 駐車場あり

初診は対面診療です。現在使用中のお薬や検査結果がある方はご持参ください。

まず知っていただきたいこと

犬のアトピー性皮膚炎とは?

結論:繰り返すかゆみを特徴とする、慢性的な炎症性皮膚疾患です。

皮膚のバリア機能、免疫反応、環境中のアレルゲン、皮膚にいる微生物などが複雑に関係します。ひとつの検査だけで確定する病気ではなく、寄生虫、細菌・マラセチア感染、食物が関係する皮膚炎などを確認しながら総合的に判断します。

そのため、「効く薬を探す」だけではなく、「なぜ悪化したか」「何を組み合わせると安定しやすいか」を一緒に整理することが重要です。

こんな様子はありませんか?

アトピー性皮膚炎でみられやすい症状

ひとつ当てはまるだけでアトピーとは限りません。繰り返し方や、出る場所、季節性、治療への反応が診断の手がかりになります。

足先をなめる・噛む毛が茶色く変色する、いつも湿っている
顔や耳を掻く耳が赤い、臭う、頭を振る、外耳炎を繰り返す
脇・お腹・内股が赤い皮膚がべたつく、黒ずむ、毛が薄くなる
夜も眠れないほど掻く家族も起きてしまう、落ち着かない
薬をやめると再発する良くなる時期はあるが、同じ症状を繰り返す
季節で悪化する春から秋、梅雨、暖房時期などに波がある
早めの受診をおすすめする状態:掻き壊して出血している、膿や強い臭いがある、耳を触ると痛がる、急に顔が腫れた、元気や食欲が落ちている場合。呼吸が苦しそう、急速に腫れが広がる場合は、診療日を待たず近くの動物病院へご相談ください。

検査だけで決めつけません

診断は「ほかの原因を確認すること」から始まります

アトピー性皮膚炎は除外診断が基本です。症状に応じて必要な項目を選び、検査の目的と費用をご説明して進めます。

これまでの経過を詳しく確認

発症年齢、季節性、痒い場所、食事、ノミ・マダニ予防、過去の薬と効き方、同居動物の症状などを伺います。

皮膚と耳の基本検査

皮膚・耳垢の顕微鏡検査、皮膚掻爬、被毛の確認などから、細菌、マラセチア、寄生虫などを調べます。

感染や寄生虫を先に整える

二次感染があると、本来のアレルギー以上に痒くなることがあります。まず治療し、残る痒みを評価します。

食物の関与を確認

必要に応じて除去食試験をご提案します。血液検査だけで食物アレルギーを確定することはできません。

アトピー性皮膚炎として総合評価

症状の出方、検査、除去食、治療反応などを合わせ、長期管理の方針を組み立てます。

※すべての検査を初日に行うわけではありません。状態・ご希望・通院負担に合わせて順番を相談します。

一つの方法に頼りすぎない

治療は、複数の対策を組み合わせます

目標は「薬をゼロにすること」だけではなく、眠れる、遊べる、家族も安心できる状態を保ちながら、必要な治療を調整することです。

01

かゆみと炎症を早く抑える

内服薬、注射薬、外用薬などから、年齢、持病、症状の強さ、生活スタイルに合わせて選択します。

02

細菌・マラセチアを治療

二次感染がある場合は、局所ケアや必要な薬を使い、かゆみを増やす要因を減らします。

03

洗浄と保湿で皮膚を守る

皮膚の乾燥、脂っぽさ、感染の有無に合わせ、シャンプーや保湿剤、使用頻度をご案内します。

04

食事の影響を整理する

食物の関与が疑われる場合は、自己流でフードを次々変えるのではなく、条件をそろえた除去食試験を行います。

05

悪化要因を減らす

季節、寝具、湿度、散歩後のケア、ノミ予防など、続けやすく効果が見込める対策を優先します。

06

長期管理を見直す

必要に応じて減感作療法なども検討し、再診やLINEで経過を確認しながら治療を調整します。

猫の「舐めすぎ・脱毛・かさぶた」もご相談ください

猫は掻く以外のサインもあります

猫では、過剰な毛づくろいによる脱毛、頭や首の傷、細かなかさぶた、唇やお腹の赤い病変などとして現れることがあります。ノミ、食物、寄生虫、感染などを確認しながら、猫アトピー性皮膚症候群を含む原因を評価します。

「毛づくろいが好きなだけ」と思っていた症状が、実はかゆみの表現だったということもあります。

動物病院 和(なごみ)の診療

再発を責めず、続けられる方法を一緒に探します

皮膚と耳を分けずに確認

アレルギー性皮膚疾患では、皮膚症状と外耳炎が同時に起こることがあります。耳の状態も含めて評価します。

治療の選択肢をわかりやすく説明

効果だけでなく、費用、通院、投薬のしやすさ、検査の優先順位までお伝えし、ご家庭に合う計画を相談します。

診察後も経過をつなぐ

LINEで経過や日常ケアをご相談いただけます。初診は対面で状態を確認し、その後の変化に合わせて調整します。

担当獣医師 小原

「また悪くなった」の理由を、飼い主さまと一緒に整理します

皮膚病は、良くなったり悪くなったりを繰り返すことが少なくありません。治療が続かなかったことや、ケアが十分にできなかったことを責めるのではなく、今の生活で続けやすい方法から考えます。

  • 東京農工大学 皮膚科・耳科研修
  • 皮膚・耳の診療 年間200〜300件
  • 西洋医学と中医学を組み合わせた提案

初診をより有意義にするために

受診時にお持ちいただきたいもの

あると診断に役立つもの

  • 現在・過去に使用した薬の名前や処方袋
  • これまでの検査結果、紹介状
  • 悪化していた時期の写真・動画
  • 食べているフード、おやつ、サプリの情報
  • シャンプー・保湿剤・耳洗浄剤の商品名

事前にメモしておくと良いこと

  • 最初に症状が出た年齢と季節
  • 一番痒がる時間帯と場所
  • 薬を使ったときの変化と再発までの期間
  • ノミ・マダニ予防の実施状況
  • ご家庭で続けにくかった治療や心配な副作用

よくあるご質問

犬のアトピー性皮膚炎について

犬のアトピー性皮膚炎は治りますか?
体質や皮膚バリア、免疫反応などが関係するため、完治ではなく症状を安定させ、再発時の負担を小さくすることを目標にする場合が多い病気です。状態に合わせて薬、外用ケア、感染対策、食事や環境管理などを組み合わせます。
アレルギー検査だけでアトピーと診断できますか?
いいえ。犬のアトピー性皮膚炎は、寄生虫、細菌・マラセチア感染、食物反応など、ほかのかゆみの原因を確認しながら総合的に判断します。アレルギー検査は、主に原因候補の把握や減感作療法を検討するときに用います。
食物アレルギーとの違いは何ですか?
症状の出る場所だけでは区別できないことがあります。食物が関係しているかは、獣医師が選んだ食事だけを一定期間続け、その後の反応を確認する除去食試験が重要です。
かゆみ止めをずっと続ける必要がありますか?
必要な期間や量は犬ごとに異なります。まず睡眠や生活を妨げるかゆみを抑え、感染や皮膚バリアを整えながら、維持に必要な最小限の治療を探します。自己判断で急に中止すると悪化することがあるため、減量や中止は診察時にご相談ください。
シャンプーは多いほど良いですか?
頻度や製品は皮膚の状態によって異なります。洗いすぎで乾燥することもあれば、感染や脂っぽさがある時期には外用ケアが役立つこともあります。当院では皮膚の状態に合わせて洗浄剤や保湿方法をご案内します。
耳だけを繰り返し痒がる場合もアトピーの可能性がありますか?
あります。アレルギー性皮膚疾患では外耳炎を繰り返すことがあります。ただし耳ダニ、異物、細菌・マラセチア、耳道の形など別の原因もあるため、耳垢検査や耳の観察が大切です。
猫にもアトピー性皮膚炎はありますか?
猫では「猫アトピー性皮膚症候群」などの言葉が使われます。掻く以外に、過剰な毛づくろい、脱毛、頭や首の傷、細かなかさぶたなどで気づくことがあります。犬とは診断の考え方が異なるため、猫の症状も個別に評価します。
今の病院でもらっている薬があっても受診できますか?
はい。薬の名前、量、飲んだ期間、効き方、副作用の有無が診断の大切な手がかりになります。お薬手帳、処方袋、検査結果、症状の写真などをお持ちください。
初診で検査を全部行いますか?
いいえ。症状、これまでの経過、費用や通院のご希望を確認し、必要性の高い検査からご提案します。検査や治療の目的と費用を説明し、相談しながら進めます。

高津駅・二子新地駅から通いやすい

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二子新地駅 西口から徒歩6分

診療日:火曜日/完全予約制
駐車場あり

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高津区二子2-11-15

くり返すかゆみを、我慢し続けないために

今までの治療歴も、これからの診療に役立ちます

「また同じ薬になるかも」「うまくケアできなかった」と心配せず、これまでの経過をそのままお聞かせください。症状と生活に合わせ、次の一歩を一緒に考えます。

医療情報の参考:2023 AAHA Management of Allergic Skin Diseases in Dogs and Cats Guidelines、International Committee on Allergic Diseases of Animals(ICADA)の犬アトピー性皮膚炎診療指針。本ページは一般的な情報提供を目的とし、個別の診断・治療を代替するものではありません。最終更新:2026年7月4日